「珍しいですね、初めてじゃないですか?カカシ上忍がウチに上がるの」
「仕方無いじゃない、ゲンマ君の持ってる書類が必要なんだからさぁ」
里のエリート上忍であるカカシは、たまたま報告に行ったら火影に
「ゲンマに預けてある機密書類を持ってきてほしい」と言われ、渋々不知火邸にやって来た。
丁度火影邸から出たところでゲンマに出くわしたカカシは、それを告げるとゲンマは快く家に連れて来てくれた。
「お邪魔しまーす」
ずけずけと家にあがる。
ゲンマとは特別仲の良い訳では無いカカシだが、仲が悪い訳でもない。
なかなかゆっくり話をする機会がこれまでに無かっただけ。
ゲンマに先導されて一室に入る。
「うわ、すごいねゲンマ君!!何コレ」
そこは壁一面が書籍棚になっている部屋で、沢山の機密書類を始め、
なかなか手に入らない文書や書籍が処狭しと並んでいた。
「仕事柄もありますし、本が好きなんでね。」
えーと、その書類は・・・と、ゲンマは棚の一角に手を伸ばす。
カカシはその後姿を眺めて待っていた。
「ただいまー。」
「ん?帰って来たのか。」
後姿のまま言うゲンマに、聞きなれない女の声を聞いたカカシは待ってましたといわんばかりに突っ込む。
「誰!?ゲンマ君の彼女!?」
ゲンマはその問いに少し顔を緩めると、
頼まれた書類を手に取り振り向いた。
「妹ですよ。ハイ、これでしょう?カカシ上忍。」
「ゲンマ君、妹なんて居たんだ!?似てる?」
妹の話題になってからゲンマはどこか機嫌が良くなったようだ。
その書類をカカシに渡さずに机に置くと、
「似てる・・・って結構言われますかね。どうです?茶でも」
居間に通されたカカシは言われるままに座布団の上に胡座をかいた。
「、茶ァ煎れてくれるか?」
ゲンマが少し大きな声で妹という人物に声を掛けると、ハーイと可愛らしい返事が聞こえた。
「仲良しなんだねぇ」
「ええ、まぁ。」
ゲンマは何故か少し照れている様子。
少しして、パタパタと小走りな足音が居間に向かってきた。
カラリと襖が開いて。
「あっ、こんにちは。」
とカカシに挨拶するとは礼儀正しく畳に正座して小さな盆を置き、
湯気の立つ香り良い茶をカカシに、そしてゲンマに出した。
「、こちら、カカシ上忍。知ってるだろ?挨拶しろよ」
ゲンマが楊枝を軽く上下させながら顎で示した。
するとはぱっと顔を輝かせて、
「カカシ先輩!!不知火です。いつも兄がお世話になってますっ。」
長い金茶色の美しい髪に、大きな栗色の瞳。
そして小柄だが、その胸はその身長に釣り合わないくらい大きい。
サラ、とその髪を揺らしてがぺこりとカカシに頭を下げた。
慌ててカカシも頭を下げる。
「じゃ、ごゆっくり!!」
は盆を下げ、襖を閉めた。
ゲンマの自慢の妹、。
幼い頃からゲンマが大切に大切に世話してきた。
「・・・・・・・・・・・・。」
「どうぞ。・・・・?カカシ上忍?どうかしましたか?」
「・・・・・や、なんでも・・・・っていうのか。何歳なの?」
「24です。俺の五個下なんですよ」
「へぇ・・・・・・。」
カカシは正直、動揺していた。
ゲンマにあんなに可愛い妹が居たとは知らなかった。
活発そうなは、ゲンマにそっくりだ。しかしちゃんと色気もあり、
礼儀正しく、なにより、可愛い。とても歳相応には見えず、20歳くらいに見えた。
カカシは一瞬にしてそんなに心を奪われていた。
「・・・・・・・・・カカシ上忍?どうしました?」
ゲンマが怪訝そうにカカシの様子をうかがう。
「あ、ねぇ。なんで俺、先輩なの?」
「あぁ、あいつあれでも中忍でして。目上の忍には全員、先輩ってつけるんですよ。
学校じゃあるまいし、カカシ上忍、でいいじゃないですか。ねぇ?」
「いいじゃない。礼儀正しくて。」
「・・・じゃあ俺もカカシ先輩ってお呼びしましょうか?」
「やだ。大体ゲンマ君の方が年上じゃない。」
カカシはきちんとした対応をしながらもの事が気になって仕方ない。
「じゃあコレ、ありがとうね。ゲンマ君。」
「いえ、機密ですからどこかに置き忘れないでくださいよ。」
「いくら俺でもそんなヘマしないよ。・・・それよりさ。」
「なんですか?」
「また遊びに来ていい?」
いきなりのカカシの発言にゲンマは驚く。
「・・・・どうしてですか?」
「冷たいなぁ。ゲンマ君とこれを機に親しくなりたいと思ったのに。」
カカシの狙いはだ。
しかしそれに気づかずゲンマは、
「そうですね。今まで機会が無かったですからね。じゃあ、今度ゆっくり酒でも。」
「いいね。じゃあ・・・によろしく。」
「え、あ、はい。」
そして去ったカカシの後姿を見送りながらゲンマは、
何故カカシ上忍がを呼び捨てにするんだと少しだけ機嫌を損ねていた。
三日後の夕方
「いらっしゃい。カカシ先輩。どうぞ、あがってください。」
スーパーの袋を下げたカカシとゲンマをが迎えた。
受付所で待ち合わせた二人は約束どおり酒を飲み交わそうとスーパーに寄って来たのだ。
丁度玄関を開けるとそこには家を出ようとするが居て、カカシはドキリとした。
「任務行くのか?」
「うん。」
前に出会った時は外していたが、今日のは木の葉の額当てをしている。
その着け方が丸っきりゲンマと同じで、後頭部に額当てをまわし、頭の前で布を縛っている。
その姿は益々活発さを強調するようで、同時にそんなの大きな胸が
女らしさを際立たせていた。カカシは思わず目を逸らす。
「気をつけてな。」
「兄貴に言われなくたって、わかってるよーだ。いってきまーす。あ、カカシ先輩!!」
「え?はいっ?」
「ごゆっくりv」
にこりとカカシに笑顔を見せると、は元気良く走って行った。
テーブルに酒とグラスを並べて。
「乾杯。」
無言で二人はグラスの酒を煽った。
「ねぇねぇ、ゲンマ君て、この家でと二人で住んでるの?」
先に話を切り出したのはカカシ。
「そうですよ。って、前から聞きたかったんですが、どうしての事呼び捨てなんです?」
「え、駄目なの?」
「別に・・・っ。いいですけど。」
ゲンマは残りの酒を飲み干すと、カカシが新たに注ぎ足してやった。
「あ・・・どうも。」
「ハナから飛ばすねぇ。ゲンマ君って酒強いんだってね。紅から聞いたよ。」
しかしそんなカカシのグラスも空になっている。ゲンマがそこに酒を注ぐ。
「そんなことないですよ。カカシ上忍こそザルなんでしょう?」
「ありがと。や、そんな事ないよ。も酒強いの?」
「・・・・さぁ・・・」
カカシがその名を口にする度、ゲンマは酒を口に運ぶ。
「今日、一緒に飲めたら良かったのにね。これ、どうしようか。ゲンマ君飲む?」
カカシはテーブルの上に並ぶ酒の中の、甘い女性向けのチューハイを見た。
「それ、カカシ上忍が飲まれるんじゃないんですか?」
「俺、甘いの飲まないもん。」
明らかにゲンマは不機嫌になってきている。
そしてまた無言になり、二人は微妙な空気の中でぐいぐいと酒をすすめていった。
しかしその沈黙を破ったのは、今度はゲンマだった。
「カカシ上忍は家族とかはいらっしゃらないんですか?」
「んー、居ないね。天涯孤独だから」
「恋人くらい居るでしょう?」
「居ないよ〜。ねぇ、は恋人とか居ないの?」
またの名を出すカカシに、ゲンマが少し声を荒げた。
「居るわけないじゃないですか!!なんでさっきからの事ばかり聞くんですか!?」
「・・・・・どうしたの?ゲンマ君。なにか怒ってる?」
「いーえ、別に・・・。」
「変なゲンマ君。・・・そっかぁ、居ないのかぁ。俺、付き合ってって言っちゃおうかなぁ」
ゲンマが飲んでいた酒をぶっと噴出した。
「は!?」
「汚いよ、ゲンマ君・・・。」
「今、なんて・・・・。意味がわからないんですけど」
「え、だからぁ。に告白しちゃおうかなぁって。」
「だからその意味がわからんと言っているんです!!」
するとカカシは、ぽっ。と顔を赤くしてうっとりしながら、
「俺、に一目惚れしちゃった。大切にするからさぁ」
「駄目です!!あんたなんか絶対に駄目ですっ!!」
「どーして?」
「だってカカシ上忍・・・っ。いい加減だし常識が無いし、その上女癖悪そうだし。」
「お兄ちゃんひどーいっ。」
「気持ち悪い呼び方せんでください!!」
「いいじゃん。なんでゲンマ君怒るの?短気は損気っていう言葉知ってる?」
カカシは少し酔って言葉が増えているだけで、悪気は本当に無い。
しかしゲンマはそのカカシの態度と言葉に、腹立だしさを感じると共に、
何故かメラメラと対抗心が沸き起こった。
そして、カカシの一言。
「フンだ。なにさ。ゲンマ君のシスコン。」
図星だがその言葉で大分アルコールを摂取し、カカシの所為で悪酔いしているゲンマは
ぷ、と口に咥えている楊枝千本をカカシに投げた。
「っと。」
流石は上忍、カカシはそれを易々と空中で受け止めた。
「危ないなぁ。ゲンマ君酔ってるの?」
「ただいまーーーっ。」
その時聞こえた甘い声。
「あvvだっ!!」
急に笑顔になるカカシと、はっと我に返ったように座りなおすゲンマ。
部屋の襖がからりと開く。
「兄貴ただいまぁvvあ、カカシ先輩も。」
カカシがまだ家に居るのを見て、はとても嬉しそうな顔になった。
「・・・・早かったのな。」
「うん、今日は早く終ったの。・・・兄貴、千本どうしたの?」
カカシの手に握られているそれを見ては不思議に首を傾げた。
「これね、のお兄さんがさぁ・・・・・」
「カカシ上忍がちょっと見せてほしいっていうからさ!!ハハ・・・」
慌てて取り繕うゲンマに、は余計に変な顔をする。
はテーブルの上でまだ開けられていない、甘い酒を見つけて、
「あ、私これ飲みたいと思ってたんだ!!兄貴、もらってい?」
するとカカシが
「一緒に・・・・・」
と言いかけたところで勿論そんなことあってたまるかと思ったゲンマが
「カカシ上忍、もう帰るって言ってましたよね!!」
「なぁんだ。カカシ先輩、帰っちゃうんですかぁ・・・・・。寂しいな・・・」
「え、や、俺は・・・・」
の発言に益々気を悪くしたゲンマは無理やりカカシを立ち上がらせると、
微動だにしない直立のカカシをずずずと押して玄関までカカシを移動させた。
「そういうわけですから、さようなら。」
「え、ちょ・・・・・」
カカシを玄関の外に追いやると、ゲンマは鍵をかけた。
それからというもの。
「ゲンマ君ー!!遊びに来たよぉー!!」
「俺は忙しいんです。帰ってください。」
「ゲーンマ君っ。あーそーぼっ!!」
「恥ずかしい事叫ばないでください!!これから任務なので」
「不知火さーん!!入れてよー!!」
「またですか!!帰ってください!!」
暇さえあればカカシは不知火邸に遊びに来た。
勿論ゲンマの妹のがお目当てだ。
それを知ったゲンマは絶対にカカシを家に居れようとしない。
「兄貴、カカシ上忍と遊ばないの?」
そんな様子を見てがゲンマに聞く。
するとゲンマはじっとの目を見詰め、
「・・・。自分は大切にしろよ。」
「はぁ?」
外からは今もカカシの声が聞こえる。
「でもさ、兄貴、カカシ上忍とこんなに仲良しだったなんて知らなかったぁ!!」
「仲良しなんてとんでもねぇ話だな。」
「カカシ上忍て・・・・ちょっとかっこよくない?私前から憧れてたんだぁ・・・」
「え゛っ!?」
の、ぽそりと呟いた言葉にゲンマが目を見開くと、
はその大きな愛らしい目を少し伏せて顔を赤らめた。
「おま・・・・・・もしかして。」
「・・・・なんでもないっ!!私、買い物行ってくるね!!」
それから、すぐにゲンマは特別任務で二日程里を離れた。
その間、の事が心配だったが、任務を断れるわけではないので
ゲンマはありったけの罠を家の周囲に張り巡らせて任務へ出かけた。
(が、誰か男と付き合うなんて・・・考えらんねぇ。ましてやあの人だけは・・・)
そして早、二日が経過した。
「帰ったぜ」
家についたゲンマは、が居ないのに気が付いた。いつもなら何をしていても、
ゲンマの帰りを玄関まで迎え出てくれるのに。
いつもゲンマが不在中に出かけるときにが書く、書置きもない。
心配に思いながらもゲンマは家の外に出、罠に獲物がかかっているかを確認にまわった。
(罠に触れた形跡が無いな・・・。カカシ上忍、来てないのか。)
激しく安堵する。
しかしその時、ゲンマの可愛い妹、の気配と、
そして同時に今ゲンマが一番警戒している男の気配がした。
「ちィ・・・・・・・」
なぜ二人が共に居るのかわからず、慌てて気配を消し、近くの茂みに隠れるゲンマ。
そして。目を見開いた。
(あんの野郎〜!!!)
あろうことか仲良さげに手をつないで、任務帰りなのか忍服のままゆっくり歩く二人。
家の玄関前で立ち止まると会話をはじめたのでゲンマは神経を耳に集中させた。
「送っていただいて、ありがとうございました。カカシ先輩。」
「・・・何言ってるの、俺たちもう恋人同士なんだから呼び捨てでいいよ。」
「あっ、そうか。カカシvvえへvv・・・本当に私でいいの?」
そんな会話が聞こえてゲンマは思わず歯を食いしばった。
そしてじゃあ、と別れの挨拶を交わすとカカシはひょい、といともたやすくゲンマの仕掛けた罠をまたいで
スタスタと帰っていった。
はそんなカカシの後姿を見送りながらぽーっとしている。
(ちなみにはゲンマに罠の理由は聞かずとも位置を教えられているので無事)
「おい」
「わっ、あ!!兄貴、おかえりなさいvv」
「おい・・・今のはなんだ?」
「やだ、見てたの!?・・・へへ、あのねぇ、」
は嬉しそうに
「今日、カカシ先輩に告白されちゃったぁー!!」
キャー、と赤い顔に手を当てる。
「駄目!!!!!」
「・・・・・え?」
本当にカカシとゲンマは仲良しだと思っていたはその言葉に思わず顔をあげた。
「ダメダメダメダメ!!!いいか!!?あの人だけは本当に駄目だ!!遅刻魔でいい加減だし、
いつもポルノ本みてーなのを読んでる男だ、お前ぇ、即キズモノにされちまうぞっ!?実力は認めるが、
男としては駄目人間だ!!、すぐに別れろ!!いいな!?」
小柄なの両肩をガクガクと揺さぶり必死の形相で怒鳴るゲンマに、
はぽかんとしていたが、次第にその大きな目に涙がたまっていった。
「ふぇ・・・・・・」
(あ・・・・・、ヤベ・・・・・・)
「兄貴の大馬鹿野郎ぉ!!!!!」
はキッとゲンマを睨み、踵を返すと走って行った。
「オイ・・・!!待てよ!!」
「ハァ、ハァ、ハァ・・・・・・」
一時間ほど走っただろうか。ゲンマ譲りの体力を持つは本当に速く、
ゲンマすら追いつくのにこれだけの時間がかかった。
「おい・・・・・」
「なんだよ!?馬鹿兄ィ!!」
泣きながらゲンマを睨みつけるに、ゲンマは少し胸が痛むのを感じた。
(そんなに好きなのかよ・・・・・カカシ上忍のこと。)
「・・・・本当に、カカシ上忍の事好きなのか?」
「・・・・・好きよ。」
ゲンマはそうか、と独り言のように呟いた。
そして。
居間に腕を組んで胡座をかくゲンマはまるで父親のようだ。
「カカシ上忍。本当にの事好きですか?」
正座するカカシは頷いた。
「・・・俺が居ない間にに近づいたのは少し気に入りませんが・・・」
が不安気に、大きな瞳で兄を窺い見た。
「兄貴・・・・・」
(が泣いたり、嫌われるのは嫌だしな。・・・仕方ねぇか・・・。)
「カカシ上忍。」
ゲンマはカカシの方を向きなおすと、
「を、よろしくお願いします・・・。」
とカカシが顔を見合わせて笑顔になった。
「兄貴!!」
「ゲンマ君!!」
「・・・・・ただし!!条件をつけます。」
「え、何?」
「カカシ上忍。の事を絶対に泣かせない事!!少しでも悲しませたら、容赦しません。」
妹を想う優しさがひしひしと伝わり、は少しだけ泣きそうになった。
「あと、。」
「は、はいっ。」
「・・・・・カカシ上忍と密室で二人きりにならない事。」
カカシは、なんだよそれ、という顔で見ていたがはそんなゲンマをお父さんみたい、とくすりと笑った。
「以上。」
ゲンマはそれだけ言うと立ち上がった。
慌ててとカカシも立ち上がる。
部屋を出て行こうとしたゲンマに、が駆け寄った。
「兄貴!!」
「・・・・・ん?」
振り向いたゲンマの頬に、
が背伸びして、ちゅ、とキスした。
「・・・・・ありがと。兄貴、大好きvv」
「!!・・・・。」
その個所に手を当てて顔を赤らめるゲンマ。
はふふっと笑って部屋を出て行った。
(・・・・・・・・・・・・・・。)
やっぱり他の男に渡すのは惜しい、とゲンマがふと思ったとき。
チュ、とまた頬にキスをされた感触。
「な・・・・・!?」
「ありがとv兄貴vv大好きー。」
えへへと笑うカカシ。
(・・・やっぱりこの男だけは・・・っ!!)
「兄貴って呼ぶんじゃねぇぇぇぇぇ!!!!!」
終る。
いつもお邪魔させて頂いているカカシ夢サイト「PINKの青い夜」様にて、
7227のキリ番踏んでリクエストして書いて頂いたものです。
カカシ夢なのかゲンマ夢なのかよく分からないものを書いていただけて、幸せですv
私のツボを心得てらっしゃいます。
仙野ひじり様、有り難う御座いました!!
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